睡眠外来

睡眠外来

当院の睡眠外来の特徴

当院の睡眠外来の特徴

当院では、

  • 不眠
  • 過眠

の両面から診療を行っています。

不眠に対しては、必要に応じて元住吉こころみクリニックと連携し、心と体の両面から睡眠にアプローチできるのが特徴です。

睡眠時無呼吸症候群の検査および治療は、武蔵小杉こころみクリニックでも行うことができます。

また必要に応じて、睡眠に良い生活習慣を意識いただきながら、睡眠薬による治療を行っていきます。

過眠に対しては、過眠の原因を推察しながら治療にあたっていきます。

過眠の精密検査は当院では行うことができません。

このため検査が適切と思われた患者様は、他院にて実施をお願いしています。(過眠の検査は、治療薬処方の制限が厳格化されたことで、どの医療機関でも込み合っています。)

不眠症について

  • 眠れない、中途覚醒不眠症状でお悩みのかた【あがり症・不眠専門外来】へご予約。
  • 明確なストレスや他の症状を伴う症状でお悩みのかた【心療内科外来】へご予約。
  • いびき、睡眠時無呼吸症候群などの内科疾患による不眠は、【内科】へご予約。

※症状にともない対応窓口が異なります。ご不明な点がございましたら、当院へお問い合わせください。

※【あがり・不眠専門外来】、【内科】のご予約はWEBにて仮予約が可能となっております。

不眠症治療を心身から専門的に対応

不眠症治療を心身から専門的に対応

十分に眠れていない状態が続くと、倦怠感や頭重感、肩こりやめまいといった体の症状だけでなく、不安や落ち込み、意欲低下など様々な症状につながります。

そして日中の活動が滞り、余計にストレスとなってしまいます。

不眠の症状によって4つに分けられますが、

  • 入眠障害
  • 中途覚醒
  • 早朝覚醒
  • 熟眠障害

当院ではそれぞれに対応しています。

不眠の背景には、何らかの原因が隠れていることも多いです。

身体の病気として代表的なものは、睡眠時無呼吸症候群があげられます。心の病気としては、様々な病気が不眠につながりますが、たとえばうつ病や不安障害などが背景に隠れていることもあります。

不眠の原因にも注意をしつつ、治療にあたっています。

そして睡眠衛生教育(睡眠に良い習慣を理解いただくこと)を大切にしたうえで、お薬による治療を行っています。

睡眠に効果が期待できるお薬は、多くの種類があります。

近年では依存性が極めて少ないお薬も発売されておりますし、お薬の処方についてはご本人の気持ちを踏まえて行いますので、お困りの方は早めにご相談ください。

対象疾患

対象疾患

睡眠の異常を確認するには、以下の点を確認していきます。

  • 睡眠の質や量(不眠・中途覚醒・早朝覚醒など)
  • 覚醒機能の異常(日中の眠気・睡眠発作など)
  • 睡眠中の質的な異常(ムズムズ感・ピクつきなど)

その症状を伺いながら、うまく眠れない理由を探っていきます。

具体的な病名としては、以下のようになります。

  1. 神経性理性不眠(不眠症)
  2. 睡眠時無呼吸症候群
  3. ナルコレプシー、特発性過眠症など
  4. 夢遊病
  5. レストレスレッグズ症候群

その他、

  • 加齢や妊娠など生理的な理由による不眠
  • うつ病や適応障害などの精神症状としての不眠
  • 原因のわからない過眠

などについても、その原因に対するアプローチや総合的なバランスを重視しながら、睡眠治療を行っていきます。

なおコンサータやモディオダールなどの精神刺激薬につきましては、当院では過眠検査の体制が十分でなく、新規に処方することができません

すでに他院の精密検査で確定診断を受けており、紹介状に明記されている方のみ、登録医が処方させていただきます。

治療の流れ

治療の流れ

睡眠障害は、ストレスや心の病気だけでなく、お酒や長時間の昼寝といった生活の乱れなどが原因となることもあります。しっかりと問診することにより、生活状況も確認していきます。

睡眠以外の症状なども踏まえて、原因を考えていきます。

当院ではシンプルな不眠症でお困りの方は、「不眠専門外来」を、ネット予約で対応しております。

あがり症・不眠症専門外来

不眠以外の症状もお困りの場合は、通常の心療内科外来よりご予約をお願いします。

睡眠時無呼吸症候群に注意

睡眠時無呼吸症候群

当院では少しでも疑わしい場合は、睡眠時無呼吸症候群の検査をお勧めしています。

もし睡眠時無呼吸症候群であった場合、睡眠薬などは緊張を和らげる作用があることが多いので、症状が悪化してしまうリスクがあるためです。

睡眠時無呼吸症候群の検査は、業者さんからレンタルして器具を自宅でつけて、一晩データーを取っていただくことで行うことができます。

睡眠障害と診断された場合の治療には、薬物療法や認知行動療法などの他に、本人の生活をみつめていくことが大切です。

良眠を維持するためによい生活習慣を取り入れていきましょう。

睡眠により生活を意識することで、お薬の量を減らせることもあります。また、お薬も減らしやすくなりますし、再発も少なくすることができます。

睡眠障害について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

睡眠障害のページ(田町三田院HP)