あがり症外来

あがり症外来のタイトルイラストになります。

あがり症で苦しんでいる方は少なくなく、多くの方が「性格」と考えています。

明るくて社交的に見える方が、実は人前はとても苦手にしていて、何とかやり過ごしていることも多いです。

あがり症は、専門的には「社交不安障害パフォーマンス限局型」と呼ばれます。

病気として治療することで、人前での過度な緊張から解放され、本来のあなたらしい生活を取り戻していただけたら嬉しいです。

人前で緊張するのは自然なこと

あがり症の治療を考えていくにあたっては、相手をよく知ることが大切です。

最も大切なことは、

  • 人前で緊張するのは当たり前

ということをご理解いただくことです。

人前で全く緊張しない人は少ないですし、全く緊張しないほうが問題があります。

不安には意味があって、人は緊張するから準備をして、集中力を高めて対応することができます。

ですから人前で緊張することは意味があることですし、「緊張してはいけない」と考えてしまうことは不自然なのです。

あがり症治療で大切なのは、

  • 当たり前の緊張感に少しずつ慣れていこう

というマインドセットになります。

緊張にふたをするのではなく、「そのままにする」ことで「何とかなった」という経験を積み重ねていくことです。

あがり症の2つの治療戦略

不安から逃げるイラストで、回避があがり症を悪化させていきます。

あがり症の治療戦略は、大きく2つあります。

  • 緊張場面に慣れていく
  • 苦しいときだけやり過ごす

克服ということを目指すのであれば、緊張場面に慣れていくことが望ましいです。そのためには緊張場面の場数が必要になります。

ですから緊張場面の頻度が少ない方は、なかなか克服を目指す治療は難しくなってしまいます。

それでも、苦しいときだけやり過ごすことができれば、それだけでも生活は大きく変わります。

苦手意識そのものはなかなか消えないですが、何とかなるだけでも本来の行動ができるようになりますし、その中で少しずつ慣れていくこともできます。

不安には、2つの特徴があります。

  • 少しずつ慣れていく
  • 逃げると強まっていく

あがり症は、恐怖症としての側面が強いです。

例えば高層マンションやビルの清掃をされている方や、とび職など高いところでお仕事をされている方も、最初は怖かったはずです。仕事を日々行っていく中で、少しずつ慣れていったのです。

また不安は、逃げると強まります。回避してしまうと、次に同じような状況になったときに、以前にもまして不安を感じてしまいます。

このことを意識して、うまくお薬の助けを借りながら成功体験を積み重ねていくのが治療になります。

お薬の使い方

あがり症における薬物療法の考え方をご紹介します。

どちらの治療選択肢をとるかによって、お薬の考え方が変わってきます。

  • 緊張場面に慣れていく
  • 苦しいときだけやり過ごす

前者では、SSRIと呼ばれる抗うつ剤を中心に使っていきます。

脳の情報の橋渡しをしているセロトニンの働きを強めるお薬ですが、少しずつ効果が認められて過敏さを和らげて、「気にならなくなる」状態を作ります。

その結果として緊張感がうすれ、自然と良くなっていく感覚が強まっていきます。

後者では、抗不安薬(安定剤)やβブロッカー(交感神経を抑える薬)のお守りを使っていきます。

緊張場面の前に服用することで、心身の反応を抑えて対処しやすくしていきます。

こちらも少しずつ、自信が出てきたら量を少なめにしていくなどして慣れていくこともできます。

当院のあがり症外来の特徴

当院では、あがり症外来に力を入れて診療を行っています。

それは、患者さんの生き方を変えられる可能性のある治療だからです。

当院の特徴としては、

  • 土日も毎日診療
  • 平日夜19時半まで診療
  • コミュニケーションを取りやすい医師が多い

という点があるかと思います。

社会生活の中での治療のためには、通いやすさも大切になります。またコミュニケーションがとりやすい30~40代の医師が中心となりますので、ぜひ身構えずにご相談いただけましたら幸いです。

あがり症である社交不安障害について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

社交不安障害のページ

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