こころの病気と睡眠

不眠と睡眠不足の違い

不眠と睡眠不足の違い

不眠は、眠ろうと思ってもなかなか眠れなかったり、途中で起きてしまったり、予定の時間よりも早く起きてしまうような状態です。

それによって睡眠が十分にとれず、心身に負担となってしまいます。

それに対して睡眠不足は、物理的に睡眠をとる時間を確保できない状態です。日中の眠気などが出てくる場合もありますが、睡眠の量が足りない状態です。

両者とも睡眠が十分に確保できていないため、翌日の日中に眠気を感じます。どちらもよくありませんが、不眠は思うように眠れないことから心身への負担が大きいです。

不眠のタイプ

寝つきが悪い(入眠障害)

寝つきが悪い(入眠障害)

寝床に入ってから2時間経っても眠れない状態です。

厳密な定義は2時間となっていますが、実際には寝付けない感覚が強ければ入眠障害といえます。

また今夜も眠れないのではないかという睡眠を邪魔するような連想をするようになってしまうと、入眠障害が悪循環となっていきます。

また、眠いと感じる前に寝床に入ってしまい、体が眠る体勢になっていないことが原因で寝つきが悪くなっていることもあります。

眠りが浅い(中途覚醒)

眠りが浅い(中途覚醒)

眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める状態です。

夜中に1回目が覚めることくらいは珍しくはないのですが、そのまますぐに寝付けないと心身への負担となります。

ストレス・悩みなどの不安・環境の変化があると、浅い眠りの時間が長くなり、途中で目が覚める状態につながります。

その結果として、日中の生活に支障がでてくるようなら、不眠と考えていきます。

早く目が覚める(早朝覚醒)

早く目が覚める(早朝覚醒)

起きる時間より2時間以上早く目が覚めてしまい、もう一度眠ろうとしても眠れない状態です。

人間の体内時計は加齢によって早まることがあり、その結果として朝早くに目が覚める時があります。

日中に身体の不調がなければ問題ありませんがうつ病と認められることも多いので、精神症状について確認していく必要があります。

うつ病と睡眠時間の関係

うつ病と睡眠時間の関係

不眠や睡眠不足が続いて睡眠時間が足りない状態が続くと、不安や抑うつが強くなり、うつ病にかかりやすくなることがわかっています。

不眠・睡眠不足の原因がストレスや心配事にあるとすると、やはり、うつ病になりやすい状態であることは言うまでもありません。

また、うつ病の初期症状として不眠症状(特に中途覚醒や早朝覚醒)が出やすいこともわかっていて、うつ病と睡眠時間の不足は密接な関係にあります。

その他の精神疾患でも睡眠とのかかわりは大きく、診察ではほぼ必ず睡眠状態を確認していきます。

不眠症状でお困りの方は安易に放置せず、早めに専門の医療機関などを受診しましょう。

睡眠について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

睡眠障害のページ(元住吉HP)

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