家族のサポートに関するQ&A

よくある質問

家族の者も、いっしょに受診に立ち会うことはできますか?

受診をされる患者様ご本人が同意された場合は、ご家族の方も立ち会うことができます。

あくまでも患者様の意思を尊重しておりますので、もし患者様の同意がない場合にはご家族の方は同席をお控えいただくようお願いしてます。

同席の上でご説明をご希望の場合は、あらかじめ診察予約の際に医師にお伝えいただき、時間の余裕をもってご案内させていただきます。

当日急遽の場合は、お時間が短くなってしまう可能性があることをご了承ください。

家族、友人がうつ病のような症状があります。周囲の者は、どのようにすればよいでしょうか?

ご本人以外の周囲が、ご本人の気持ちを決めつけて行動してしまうことで、かえって治療を遠ざけたり、症状を悪くさせてしまう場合もあります。

身体の心配であれば受診していただけることがあります。また「私」を主語にするように意識すると、本人への伝わり方が和らぎます。そのうえで本人の気持ちを尊重しつつも、受診という選択をするように促してみてください。

受診につなげる方法(元住吉HP)

病気のサインになる症状はありますか?

心の病気では、さまざまな症状がみられます。いつもと違うことが続いて、生活に支障が出てきている場合には、ご本人に受診を提案してみてください。

例えば、以下のようなサインがあります。

  • これまで元気だった人が、趣味をやめてしまうなど無気力になった。
  • 気分がずっと沈んでいる。口数が極端に減った。
  • 疲れやすく、仕事などでミスが増えた。作業能率が低下したり、失敗が増えた。
  • 飲酒量が増えている。
  • 夜よく眠れていないようすだ。

家族が代理で受診することはできますか?

受診には、原則的に患者様ご本人にお越しいただくようお願いしています。

事情によりやむを得ない場合は、任意の書式で御署名と捺印のある委任状を代理人がご持参ください。

個人情報保護の観点で、必要となります。ご家族の方には、どうかご協力をお願いいたします。

家族が治療中なのですが、サポートに疲れてしまいました。患者の家族が医師に相談することはできますか?

サポートされる方の心身の健康も大切です。症状が実際に心身に現れている場合は、心療内科でご相談ください。

自費にはなりますが、家族相談という形で時間を確保してご相談も可能です。

当院でご相談いただいた場合は、ご家族の方と主治医は分けさせていただきます。

しっかりとした治療を行うためには分けたほうが良いため、どうぞご理解のほどよろしくお願いします。

お住まいの地域の「精神保健福祉センター」や「保健所」の精神保健福祉担当、「地域活動支援センター(地域生活支援センター)」などでも相談することができます。

うつ病をサポートするご家族の困りごと